タトゥーの楽しみ方は人それぞれ!自分だけのオリジナルタトゥーを彫る!

タトゥーを入れる動機も、そこに込めるメッセージも人それぞれです。一度入れたら一生肌に残るものなので、後悔しないデザインにしたいですよね。ここでは、タトゥーを入れる流れと共に、タトゥーのデザインに関して色々お届けしたいと思います。

近年のタトゥーの楽しみ方とは?

Tokyo tattoo

海外では、日本と比べてタトゥーに対しての捉え方が寛容なので、多くの人が気軽にファッション感覚で自分の体にタトゥーを入れている人は沢山います。また、タトゥーを単なるオシャレの一部として入れているだけで無く、その人の信念や意味等がデザインに込められている事も多いです。なので、人それぞれに体に彫りたい場所に様々なデザインや文字タトゥーを入れて楽しんでいます。例えば、右手首から肩にかけて愛する奥さんに向けてのメッセージを彫っていたり、後ろの首元に自分の子供の名前を刻んだり、自分の人生の中で大事な記念日を彫ったり、自分の思いや信念に基づいて様々な意味をタトゥーに込める事ができるものなのです。

実際にタトゥーを入れるまでの流れとは?

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デザインや入れる部位を決める

はじめに、タトゥーを入れる前に大事なのは、タトゥーのデザインと体のどこの部位に入れるのか、と言うイメージを持っておく事です。タトゥーと言うのは、自分の体に一生残るので、例えば、洋服や髪の毛でタトゥーを隠す事が難しい部分は、仕事や日常生活において不都合は無いかを確認した上で入れる事がお勧めです。自分はどんなデザインを体のどの部位に入れるのか、まずは一度自分でよく考えましょう。タトゥーデザインの細かい要望については、彫り師に相談する事が可能なので、ザックリとデザインを事前に決めておくと施術がスムーズです。 デザインを考えていく上で「どうしてタトゥーを入れたいのか?」と言う動機は、重要な要素になります。必ずしもデザインに意味を込める必要は無いのですが、一度タトゥーを入れると消す事ができません。なので、自分で後悔の無いデザインをじっくり考えてみましょう。
自分で中々タトゥーデザインを決める事ができない場合には、インターネット等でデザインをリサーチしながら、人生で大事にしたいものであったり、タトゥーデザインの意味であったり色々把握しておくと、一層自分のタトゥーに愛着が持つ事ができます。

タトゥースタジオを探す

大体自分の中でタトゥーデザイン、サイズ感が決まれば、次は、タトゥーを入れる為のスタジオや、デザインを描いて欲しい好みの彫り師を探します。この探し方にも、いくつかポイントがあります。

  1. スタジオの衛生環境はしっかり整っているか?
  2. 彫り師が得意なデザインはどんなタイプなのか?
  3. タトゥーを入れた後のアフターケアがちゃんとされているか?
  4. 自分が定めた予算内の金額であるか?

これらの4つのポイントを押さえて、自分にあったスタジオや彫り師を選ぶ事が失敗しないコツです。基本的にタトゥースタジオのHPには、料金表示、施術の流れ、アフターケア、注意点等、詳しく記載されています。また、和彫り、洋彫りと言うように、彫り師にも自分が得意なデザインスタイルがあります。なので、タトゥーの仕上がりの良さを追求するのであれば、自分好みのデザインを彫っている彫り師を探す事がポイントです。HPやお店等でデザイン集が公開されているので、その作品をチェックしてお気に入りを探す事ができます。他にも、彫り師としての経験、持っている技術等によって、タトゥーの料金価格は異なるので、前以て自分が入れたいタトゥーの料金を把握しておくようにしましょう。

痛み対策とアフターケア

タトゥーを入れる際には、施術の痛みが不安な人もいます。タトゥーの針が刺さる深さと言うのは大体1㎜~2㎜で、痛みに関しては体の部位や、スジ彫り・ぼかし・つぶし等タトゥーの入れ方によっても変わってきます。タトゥーは麻酔をして行うものでは無いので、タトゥーは痛みを伴うものなのですが、中でもスジ彫りは最も痛みが大きくなっています。なので、なるべくスジ彫り工程を行わないデザインを彫り師と相談する方法もあります。
また、タトゥーの施術中と言うのは、体力消耗が大きいので、タトゥーを入れる前日は飲酒を控えてしっかり睡眠を取っておく事が大切です。施術後の体の部位は、消毒されて抗菌軟膏を塗布され包帯が巻かれます。最初のアフターケアやクリーニング方法に関しては、彫り師からしっかり指示があるのでそれを守りながらケアする事が大切です。

個性のあるタトゥーデザインは彫り師によって変わる!

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タトゥーと一言で言っても種類豊富にデザインがあるので、正にタトゥーは一種のアート作品と言えます。彫り師によって得意なタトゥージャンルがあるので、スタジオや彫り師を探す時にも、タトゥーデザインの基本的な知識を把握しておく事は必要になります。

主なタトゥーデザインの基本

アメリカン・トラディショナル

アメリカン・トラディショナルと言うのは、アメリカで19世紀頃から始まったとされる伝統的なタトゥーデザインで、オールドスクールタトゥーとも言われています。このタトゥーの原型には、アメリカの水夫が入れていたデザインが反映されており、羅針盤、錨、星と言った航海に関するもの、薔薇、獰猛な動物、ピンナップガール等、デザインにも様々なタイプがあります。タトゥーの特徴には、アウトラインはシンプルでハッキリしており、カラーには黒、赤、緑、黄、青等が用いられているケースが多くなっています。
中でも花デザインは人気があって、アメリカン・トラディショナルの定番デザインになっており、赤い薔薇は男女問わず人気があります。立体的なバラに見えるように花びらの縁に少し余白を残すのが、アメリカン・トラディショナルの特徴です。

ポートレートタトゥー

ポートレートタトゥーと言うのは、肖像画や人物画等をリアルなタッチで描くタトゥーです。なので、最愛の人、心にいつまでも残しておきたい故人、自分が尊敬している偉人、宗教上の人物等、自分が大事にしている人がデザインのモチーフになっているケースが多く、昨今は、自分が飼っていたペットを入れる人もいます。数あるタトゥーデザインの中でも、タトゥー技術の難易度がとても高く、彫り師自身の巧みな描写力が求められるタトゥーです。

トライバルタトゥー

トライバルタトゥーと言うのは、遙か昔から民族や部族の風習として存在していたタトゥーです。タトゥーデザインには、太陽、火と言った自然の恵み、幾何学模様、部族に存在する独自モチーフ等、原始的な要素を感じさせるデザインが特徴です。主に黒のライン、塗りつぶしのデザインが多いので、男らしさを強調する事ができるデザインになっています。

一風変わったタトゥーデザイン

水彩画タトゥー

基本的なタトゥーは、アウトラインをしっかりと描いたり、塗りつぶしたりして、デザインをはっきりと表現しますが、水彩画タトゥーと言うのは、アウトラインを取らずに絵の具が滲んだような色使いのタッチでデザインを表現するのが特徴です。なので、デザインに柔らかい優しさがあり女性にも人気があります。

ホワイトタトゥー

ホワイトタトゥーと言うのは、白インクを使用した最新のタトゥースタイルです。ホワイトタトゥーの白インクは、明暗を付ける事が難しい為、彫り師の技術が必要なタトゥーです。従来のタトゥーがあまり得意で無い人にも支持されているデザインです。施術直後は綺麗な白のデザインなのですが、時間の経過と共に肌色に馴染んでくるのでデザインが薄くなります。

このように…

タトゥーデザインには、様々なタトゥーデザインのベースとなるデザインが色々あります。タトゥーデザインのテイストを知る事で、自分がイメージしているデザインをより明確にさせるのに役立ちます。また、タトゥーデザインを融合させるだけでも、自分の個性を打ち出したオリジナルデザインを作る事ができます。なので、自分が入れたいデザインを考えた上で、「こんな雰囲気にしたい」「もっとこうしたい」と言った相談を彫り師と行って、自分にしかないデザインに仕上げていく事で、個性のあるタトゥーデザインに仕上げていく事ができます。彫り師によってもタトゥーを描く雰囲気やテイスト等が変わるので、自分好みの彫り師にデザインを彫ってもらうと納得のいくデザインの仕上がりになります。